外壁

外壁の被害で火災保険が適用されるケース

外壁で火災保険が適用されるためには、下記の条件をクリアする必要があります。

  1. 自然災害による被害であること
  2. 被害発生後、3年以内に申請すること
  3. 修理費が自己免責額を上回っていること

①に関して、火災保険は火事による被害はもちろん、台風などの風災や大雪による雪災などによる被害であっても保険の適用範囲内となります。

特に外壁の破損を引き起こしやすい風災に関しては、最大瞬間風速が20m/秒以上の強風による被害であれば、火災保険の申請対象として認められます

③に関して、自己免責学とは保険加入時に設定する「この金額以下の修理は加入者が自己負担する」という約束です。

各保険会社の保険プランによって自己免責額は5万円、10万円、20万円など様々用意されており、自然災害による被害額が自己免責額を上回った分だけ保険金を受け取れます。

免責額は20万円が一般的とされていますが、万が一の事態に備えてあらかじめ自分が加入している保険の契約内容を確認しておくことが大切です。

事例をチェック!外壁の
火災保険申請で給付金は
どれぐらい得られる?

事例①外壁の破損

外壁の破損
引用元HP:ミエルモ
https://mielmo.co.jp/case/hokkaido157/

被害の箇所

  • 損保ジャパンに加入していて、築30年を超える木造住宅の事例です。
  • 建物の外壁に、軽微な被害が複数箇所見つかりました。また、被害の中には地震被害も確認されました。
  • サポート会社による支援もあり、火災保険と合わせて地震被害の認定も行い、どちらも満額の保険金支給となりました。
  • 特に木造住宅の場合は外壁などに軽微な損傷が生じやすく、火災保険の適用対象になる可能性も高いです。

給付金額

1,576,150円

事例②外壁角部の破損

外壁角部の破損
引用元HP:ミエルモ
https://mielmo.co.jp/case/hokkaido205/

被害の箇所

  • 北海道にある木造建築で、風災や雪災の影響で外壁の角部分が破損していました。
  • 外壁の破損に加えて、棟板金の凹みやドアの立て付け不良など軽微な被害が複数箇所で確認されました。
  • プロによる調査の結果、それらの被害全てが保険対象と認定され、最終的に200万円を超える保険金を受け取ることができました。
  • 本来であれば受け取れる保険金に加入者自身が気づいていない、という同様のケースは多いと言われています。
  • 築年数が10年を超える物件では高確率で火災保険の適用対象となる欠陥が生じていると言われているため、被害の自覚がない場合でも専門家に見てもらうことは重要です。

給付金額

2,059,171円

調査力の優れた
火災保険申請サポート会社
3社をピックアップしました

申請したら修理は必須?

外壁の修理費用として火災保険を申請した場合、その保険金は必ず修理費に充てなければならないのでしょうか。

結論から言うと、申請した保険金は修理費に充てなくても問題ありません。

火災保険とは、契約内容に基づいて所定の条件を満たす被害が起きた際に保険金を受給できる、という金融商品であり、その保険金の用途までは決められていません。

そのため、受け取った保険金を修理費として使おうが、娯楽など別の目的に使おうが、加入者の自由です。

しかし、保険金を修理費に充てない場合、当然ながら修理費を別に用意する必要があります

加えて、外壁の被害に対して保険金を受け取ったにも関わらず外壁を修理せずに放置すれば、再度外壁に被害が発生した場合に保険金を受け取れなくなる点にも注意が必要です。

火災保険の申請をするなら
専門家に依頼してみよう

火災保険の申請は、加入者が自分自身で行うこともできます。

しかし、火災保険の専門家に申請を代行してもらうメリットも存在します。

専門家に被害状況を見てもらうことで、自分ひとりでは気づかなかった損傷や傷を早期発見できる可能性が高くなり、申請に必要な書類作成などの煩雑な作業も代行してもらえます

また、「高額な依頼費がかかるのではないか」と不安に思う方もいるかもしれませんが、完全成果報酬型の火災保険申請サポート会社に依頼すれば調査費用や見積もり費用はかかりません。

ただし、火災保険サポート会社によっては契約書を取り交わさずに強引な契約を進める、嘘の理由による保険金請求を勧めてくるなどの悪徳業者も存在し、後々のトラブルに発展するケースもあります。

国民生活センターの調査によると、保険金にまつわる住宅修理サービスの相談件数は年々増加傾向にあるといいます。

参照元:独立行政法人 国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20201001_1.html)

トラブルに巻き込まれることなく火災保険のメリットを享受するためには、信頼できるサポート業者を選び抜くことが重要です。

会社の信頼度で選ぶ⽕災保険申請サポート会社 オススメ3選

火災保険申請サポート会社の中から、豊富な実績を誇る3社を多い順にピックアップ!各社の信頼度を表す実績・認定率・手数料(2021年5月調査時点)で比較しました。

ミエルモ
実 績
5,000件/年
認定率
90%
手数料
給付金の
33〜38.5%(税込)※1
※1.事例に掲載して良い場合の手数料が33%
ONE'S BEST
実 績
1,300件/年
認定率
90%
手数料
保険⾦の
44%
キャリアーク
(火災保険申請ドットコム)
実 績
1000件/年
認定率
記載なし
手数料
保険⾦の
38.5%
火災保険申請サポート会社について
もっと知りたい⽅はコチラ