カーポート
カーポートの被害で火災保険が適用されるケース
カーポートで火災保険が適用されるためには、下記の条件をクリアする必要があります。
- 自然災害による被害であること
- 被害発生後、3年以内に申請すること
- 修理費が自己免責額を上回っていること
①に関して、自然災害には火災の他にも台風などによる風災や、大雪による雪災、雹(ひょう)による雹災などが該当します。
そのため、経年劣化によるものではなく自然災害による破損を原状回復するための工事であれば、火災保険を適用することができます。
③の免責金額は保険加入時に設定するもので、いくらまでの修理費を加入者が自己負担するかを意味します。
例えば、免責金額5万円の契約で、修理費20万円の破損が生じた場合、給付金額は修理費から免責金額を差し引いた15万円となります。この場合、免責金額である5万円以下の修理であれば、加入者の全額負担となる点に注意が必要です。
事例をチェック!カーポートの火災保険申請で給付金は
どれぐらい得られる?
事例①駐車場の屋根の破損
被害の箇所
- 風災によって、駐車場の屋根が破損してしまった事例です。
- ある火災保険申請サポート会社に調査を依頼したところ、「保険申請はできない」と断られ、別のサポート会社に依頼したところ申請できたケースです。
- 駐車場の屋根や軒樋など、細かい箇所に多数の破損が生じており、保険の特約を活かして問題なく保険金を申請しました。
- 被害箇所が多かったため、最終的には300万円を超える多額の保険金を受け取ることに成功しました。
給付金額
3,627,909円
事例②パネルの凹み
被害の箇所
- 事故によって駐車場パネルが凹んでしまった事例です。
- このような軽微な損傷では保険給付の対象とならないと思っている加入者も多いですが、細かい調査と丁寧な申請を行えば十分に保険適用の範囲内となり得ます。
- 今回の事例では、詳細な調査に基づいて事故発生日を特定したことで、満額に近い保険金を受給することができました。
- このように、小さな損傷だからと諦めず専門家に相談することが重要です。
給付金額
635,525円
調査力の優れた
火災保険申請サポート会社
3社をピックアップしました
申請したら修理は必須?
カーポートの修理費用として火災保険を申請した場合、その保険金は必ず修理費に充てなければならないのでしょうか。
結論から言うと、申請した保険金は修理費に充てなくても問題ありません。
火災保険とは、契約内容に基づいて所定の条件を満たす被害が起きた際に保険金を受給できる、という金融商品であり、その保険金の用途までは決められていません。
そのため、受け取った保険金を修理費として使おうが、娯楽など別の目的に使おうが、加入者の自由です。
しかし、保険金を修理費に充てない場合は、当然ながら修理費を別に用意する必要があります。
加えて、カーポートの被害に対して保険金を受け取ったにも関わらずカーポートを修理せず放置すれば、再度カーポートに被害が発生した場合に保険金を受け取れなくなる点にも注意が必要です。
火災保険の申請をするなら
専門家に依頼してみよう
火災保険の申請は、加入者が自分自身で行うこともできます。
しかし、火災保険の専門家に申請を代行してもらうメリットも存在します。
専門家に被害状況を見てもらうことで、自分ひとりでは気づかなかった損傷や傷を早期発見できる可能性が高くなり、申請に必要な書類作成などの煩雑な作業も代行してもらえます。
また「高額な依頼費がかかるのではないか」と不安に思う方もいるかもしれませんが、完全成果報酬型の火災保険申請サポート会社に依頼すれば調査費用や見積もり費用はかかりません。
ただし、火災保険サポート会社によっては契約書を取り交わさずに強引な契約を進める、嘘の理由による保険金請求を勧めてくるなどの悪徳業者も存在し、後々のトラブルに発展するケースもあります。
国民生活センターの調査によると、保険金にまつわる住宅修理サービスの相談件数は年々増加傾向にあるといいます。
トラブルに巻き込まれることなく火災保険のメリットを享受するためには、信頼できるサポート業者を選び抜くことが重要です。
火災保険申請サポート会社の中から、豊富な実績を誇る3社を多い順にピックアップ!各社の信頼度を表す実績・認定率・手数料(2021年5月調査時点)で比較しました。
もっと知りたい⽅はコチラ