家電(テレビ・エアコン等)
家電の被害で火災保険が
適用されるケース
テレビやエアコンなどの家電工事で火災保険が適用されるためには、下記の条件をクリアする必要があります。
- 火災保険の補償対象に「家財」を入れていること
- 自然災害による被害であること
- 被害発生後、3年以内に申請すること
- 修理費が自己免責額を上回っていること
①に関して、家電製品が故障した時に火災保険を適用させるためには、火災保険で一般的に補償対象に設定する「建物」に加えて「家財(住居、エクステリア、カーポートなど)」に加えて「家財(家電、家具、衣類、日用品など)」も入れていることが前提となります。
その上で、②の通り、火事や落雷による火災や、台風による風災などの自然災害によって家具に損傷が生じた場合、火災保険を使って取替費用を受け取ることができます。
③の3年以内という期間は保険法第95条で定めれらており、被害発生から3年を超えると保険給付申請の権利が失効してしまいます。
④の自己免責額とは加入者が自費負担する金額であり、保険加入時に設定します。保険プランによっては、被害額が20万円を超える場合は全額支給となるケースもあるため、保険加入時によく考えて設定することが重要です。
事例をチェック!家電の
火災保険申請で給付金は
どれぐらい得られる?
事例①室外機の転倒

https://mielmo.co.jp/case/ibaraki88/
被害の箇所
- 茨城県にある築30年の鉄骨アパートで、強風の影響でエアコンの室外機が転倒してしまった事例です。
- この物件は三井住友の保険に加入しており、保険会社は当初、この被害を自然災害によるものと認めておらず、保険金を受給できない可能性がありました。
- 火災保険申請サポート会社が被害状況と自然災害の根拠を丁寧に説明することで、結果的には高額の保険金を受け取ることができました。
給付金額
888,580円
事例②エアコン室外機の破損

https://mielmo.co.jp/case/kanagawa79/
被害の箇所
- 神奈川県の鉄骨アパートで、三井住友海上火災保険に加入して2年の物件です。
- 風災の影響でエアコンの室外機が破損した他、シャッターや棟鈑金など複数箇所に被害が発生していました。
- サポート会社の手を借りて、これらを自然災害による損傷として火災保険を申請し、無事に満額近い保険金を受け取りました。
- 小さな損傷であっても、それが自然災害によるものであれば火災保険の適用対象になり得ます。加入者自身で判断がつかない場合は、サポート会社に相談するのが効果的です。
給付金額
797,280円
調査力の優れた
火災保険申請サポート会社
3社をピックアップしました
申請したら修理は必須?
家電の修理費用として火災保険を申請した場合、その保険金は必ず修理費に充てなければならないのでしょうか。
結論から言うと、申請した保険金は修理費に充てなくても問題ありません。
火災保険とは、契約内容に基づいて所定の条件を満たす被害が起きた際に保険金を受給できる、という金融商品であり、その保険金の用途までは決められていません。
そのため、受け取った保険金を修理費として使おうが、娯楽など別の目的に使おうが、加入者の自由です。
しかし、保険金を修理費に充てない場合、当然ながら修理費を別に用意する必要があります。
加えて、家電の被害に対して保険金を受け取ったにも関わらず家電を修理せずに放置すれば、再度家電に被害が発生した場合に保険金を受け取れなくなる点にも注意が必要です。
火災保険の申請をするなら
専門家に依頼してみよう
火災保険の申請は、加入者が自分自身で行うこともできます。
しかし、火災保険の専門家に申請を代行してもらうメリットも存在します。
専門家に被害状況を見てもらうことで、自分ひとりでは気づかなかった損傷や傷を早期発見できる可能性が高くなり、申請に必要な書類作成などの煩雑な作業も代行してもらえます。
また、「高額な依頼費がかかるのではないか」と不安に思うかもしれませんが、完全成果報酬型の火災保険申請サポート会社に依頼すれば調査費用や見積もり費用はかかりません。
ただし、火災保険サポート会社によっては契約書を取り交わさずに強引な契約を進める、嘘の理由による保険金請求を勧めてくるなどの悪徳業者も存在し、後々のトラブルに発展するケースもあります。
国民生活センターの調査によると、保険金にまつわる住宅修理サービスの相談件数は年々増加傾向にあるといいます。
参照元:独立行政法人 国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20201001_1.html)
トラブルに巻き込まれることなく火災保険のメリットを享受するためには、信頼できるサポート業者を選び抜くことが重要です。
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